こんにちは。
みなさん、キャンプでの料理や洗い物をするとき「水」ってどうしていますか??
ウォータージャグを使っていますか??それとも、その都度炊事棟まで行っていますか??
今はイグルーなどオシャレなジャグもあるのでギア集めも楽しいですよね。
ただ、すぐタンクが空になって…
水をテントまで何回も運ぶのは面倒になってきますよね。
そこで!!!!!!
何か、うまい方法はないかなあと考えて思いついたのが
“システムキッチンみたいに使える設備があればいいんじゃん!“でした。どうせなら蛇口を回して自動で出るやつ。
いろいろググってみたり、ホームセンター行ってみたりと考えた結果、
ついに完成しました!
愛用しているスノーピークのIGT(アイアングリルテーブル)でカスタムしたシステムキッチンです!
ほぼ自動のハイテクなギアなのでぜひご紹介します。
IGTカスタムのキッチンとは…
IGTカスタムのシステムキッチンといってもピンとくる人はまずいないと思います。
これです!
キャンプでの水回りの使い勝手をよくした道具です。
なかなかこんな仕様でキャンプする人いないですよね。
でもキャンパーの中には『え!?すごい!!!こんなことできるんですね』って写真を撮っていく人もいるかもしれません。
気になった人もそうでない人も、意外と単純な作りなので見ていってください。
キャンプで水を使うには…
最近はキャンプをするテントサイトにAC電源はあるかもしれないけど、さすがに水道まで通ってないですよね。
やはり、ウォータージャグやポリタンクなどに水を入れてテントに置いておかないといけません。
ちなみに僕が使っているのは、ハードタイプのイワタニ「ウォッシャブルタンク12L」と折りたたみ踏み台「ステップスツール」のセットです。
透明で中の水の残量が一目でわかる、コック付きの蛇口になっているのでとても便利です!
2段の折りたたみ式なので持ち運びも簡単、収納に困ることもありません。
この踏み台も便利なんです。キャンプではウォッシャブルタンクを上に置いて使っているのと、普段は自宅の脚立として利用しているすぐれものです。
基本は、手洗い用と食材を洗う用です。さすがに汚れもの洗いは炊事場へ行きます。
12Lなので1日2回満タンにすれば十分足りるくらいですね。
キャンプ料理の使い勝手をよくするには…
※ここでは、焚火台を使ったBBQの炭焼きやダッチオーブンなどはない前提でお話しします。
自宅のキッチンを思い出してください。
流し台(シンク)がありますよね!
蛇口を回したりレバーを押したりして、水を汲んだり洗い物したりする場所
そうなんです!キャンプにもこの流し台が重要なんです。
それを解決してくれるのが、このシンクセットです!
IGTにほぼピッタリですよね!?まるでスノーピーク純正品みたい
ここまで形にするのにどれくらい頭を悩ましたか…
次にこの水栓まで水をどうやってもってくるか…これが問題
テントまで水を持ってくるには…
キャンプ場の炊事場からながーいホースで引っ張ってきますか!
って怒られますよね…
いろいろ考えたんですけど、やっぱり水だけはテントにキープしておかないといけないという結論になりました。
なので、ポリタンクは必需品です。
水栓(蛇口)から水を出すには…
いいシステムができそうだなあと気分よくしていたんですけど、
さてここから蛇口からどうやって水を出そうかと考えて…
やっぱりレバー回すと自動で出ないと意味ないよなあということに。
もう、とことんやってみました!!!
いかがですか???
ちゃんと水が電動で出ていますよね???
これが完成形です!
結論を言うと、紹介したシステムキッチンに水中ポンプで水を吸い上げました。
正確には、
足で踏むフットスイッチがあって、それを踏むとポンプの電源が入り水栓まで水が吸いあがります。あとは水栓のレバーを回せば水が出るという仕組みです。
でも、電動なので電源だけは必要です。(フットスイッチにAC100V用のコンセントが付いています。)
最近は、電源サイトのあるキャンプも増えてきましたね。
ちなみにこのシステムを作ったときはトヨタのプリウスPHVに乗っていて外部電源があったので電源サイトでなくても利用できました。
【プリウスPHV】外部給電
将来的にはこのなトヨタのYouTubeみたいなイメージでキャンプをしてみたいものです。
IGTシステムキッチンの詳細です
さて、ようやく水も出るようになったのでシステムの紹介をしたいと思います。
まずスノーピークのIGTですね。アイアングリルテーブルといってスノーピークの人気のシステムテーブルでパーツもたくさんあり自分好みのキッチンスタイルにできます。
サイズもショートからロング、お座敷スタイルや調理のしやすいキッチンカンター仕様まで、スノーピーク製品はギアのマッチングができるところがいいですね。
フレームの幅と脚の高さを組み合わせて、最も使いやすいグリルテーブルがつくれます。
IGT(アイアングリルテーブル)以外に用意したもの
・キッチン用シンク Tophome
・キッチン用水栓 Lansing store シングルレバー単水栓
・水道ホース
・水中ポンプ
・折りたたみポリバケツ30L
・フットスイッチ
・ポリタンク20L
これはあくまで僕が選んだ一例ですので、同じような部品は他メーカーでたくさんありました。参考にしていただいて、もっと使い勝手のいいシステムを見つけてほしいです。
シンクと水栓はジャストサイズだったのでおすすめします。
・キッチンシンク Homelava L410*W357*H205
・キッチン用水栓 Lansing store 360度回転シングルレバー単水栓 取付ネジ径20mm
・水中ポンプ 工進 清水用 YK-625
・フットスイッチ パナソニック WH2711KBP
・折りたたみバケツ JOOCⅡ
この水栓はスノーピークのステンレスリッドトレーの真ん中にある穴にジャストサイズです。ハーフでも1ユニットでもどちらでもOK
リッドトレーは天板として使用できます。ステンレスボックスの内側には指をかけられますので、IGTにセットした状態でも持ち上げやすくなっています。
実は重要なことがまだ残っているんです。
水栓は使えるようになったけど、じゃあ使った水の排水は??
そうなんです!さすがに排水ホースをそのままサイトに出しておくわけにもいきませんので、排水用の水を受けるポリタンク(できれば中が見える白)を用意してください。20Lもあれば十分です。ある程度溜まってきたら炊事場で流しに行かないといけません。
この作業だけは必須ですね。近くに排水溝があって延長ホースで届けば別ですけど..
IGTシステムキッチン|まとめ
いかがでしたでしょうか。
これくらいの設備があればキャンプ料理もスムーズにできると思いませんか??
キャンパーの素人感覚で作ったシステムキッチンなので使い勝手はまだまだのところもありますが、画期的なキッチンに仕上がったと満足しています。
“電源サイトがなければ意味ないじゃん”とかは言わないでください…自己満足なので
昨今のキャンプブームでたくさんギアがある中、オリジナルのキャンプ道具を見つけるのも楽しみですよね。
スノーピークやユニフレーム、キャプテンスタッグなど人気のキャンプブランドはカタログを見ているだけでもワクワクします。
キャンプ場へ行くと、同じテントやテーブルをすぐ隣のキャンパーが使っているなんてもう当たり前です。
このシステムキッチンまでとはいえませんが、自分だけのアイテムを探し出してみるのもいいのではないでしょうか。そしてぜひ共有しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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